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2004/04/08
しながわ中央公園 完成(工事終了報告)

平成15年9月から植栽工事を開始した品川区役所前の「しながわ中央公園」が完成しました。

3月30日には同公園で開園記念式典が行われました。高橋区長を始めとして、たくさんの人が訪れ、式典の催しものでは、元Jリーガーなどによる少年サッカーアトラクションやミニ電車試乗、木工教室など様々なイベントが催され、お年寄りからお子様まで約2000人が参加しました。

当社も皆様に楽しんでいただけるよう、春らしいマーガレットとパンジーの寄せ植えを作るガーデニング教室の準備を進めてまいりました。教室では土の作りかたから植え付け、管理の仕方までをご説明しました。当日、整理券はあっという間になくなりお陰様で大盛況のうちに終えることができました。


この公園の面積は約2.1ヘクタールあり、約210箇所ある区立公園の中で2番目に広い公園です。公園内で一番地高い位置にある「山の噴水広場」には、水が表面を流れるプリン型の「山の噴水」、とんがり屋根の「パーゴラ」が設置してあります。以前からあった大きな桜とクスノキをそのまま残し、周囲をロックガーデンで施しスイセンが見事に咲き誇っています。秋にはヒガンバナが咲くそうです。広場の階段を下ると、深さ約15cmの流水路「カナール」と12m四方の「霧の噴水広場」があり、時々雲のような霧が噴出します。夜間はライトアップもされています。このほか芝生の小山、遊具広場などもあり充実した公園となっています。


公園を上から見た写真です。サクラの花が満開です。

手前が霧の出る噴水、子供たちが遊んでいるのはカナールの水路、奥に見えるのはプリン型の噴水です。霧が出るといつのまにか子供たちが大集合!

袋に黒土、赤玉土、軽量土壌など入れ土作りをした後、お好きな花を選んでいただき寄せ植えを楽しんでいただきました。

園芸のご相談も、喜んで説明させていただきました。

―インタビュー―

工事担当した鈴木さんに、工事中のエピソード、苦戦したこと、思い出話など様々な観点からお話を伺いました。
「当公園は区民が参加した植樹祭を開催したように本工事で植栽した植木の中には区民が様々な想いや願い込めた寄付金によるものがあり施工をする際にプレッシャーを感じながら施工しました。
 加えて既存の樹木を大切にしたいという区民の想いを受けての移植も施工スペースの狭さや元工場跡地であるための土壌の悪さから大変苦労した工事でした。
 新植はほとんどが落葉樹であり移植木のサクラ、モミジ、ハナミズキ、イチョウ、既存のサクラ(地元の人に権現桜の名で親しまれている)と33種類の草花とジンチョウゲ、紅梅といった香りのするものを合わせ利用者の皆様には存分に四季を感じて欲しいです。」

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