ニュース
<<一覧へ
2005/11/24
三宅島緑化ボランティア活動に参加してきました。

三宅島緑化ボランティア活動の参加報告
                                             事業部長 伊藤祐三

東京都立園芸高校の同窓会が主体となってNPO法人の立ち上げから参加している、「特定非営利活動法人園芸アグリセンター」が主催する第二回三宅島緑化ボランティア(11月18日〜20日)に参加してきました。
今回の参加人員は約130名(園芸高校生徒・PTA・教員約80名、武蔵野工業大学生徒・教員約30名、当法人約20名)
平成12年の火山大噴火による火山ガスの放出で、島の森林面積約4000?の内の約2500?が被害を受けて緑豊だった島は枯れ木の山と化してしまいました。
島に緑を取り戻すため、園芸高校と三宅島高校が連携して進めてきた「緑化プロジェクト」を支援する園芸アグリセンターが「ヒサカキ」「サクラ」「パンジー」の植え付けと、タマネギの苗の配布を行いました。

三宅高校で開会式が行われ、三宅村村長平野祐康氏が挨拶されたあと、火山活動の歴史や三宅島の自然を学ぶ説明会が開かれました。

参加ボランティアと島の人達が協力し合い阿古小学校校庭にサクラの苗木を植え付けています。

タマネギの苗と肥料の配布を行っています。

植え付けを終えての記念写真、前列左が東京都立園芸高校佐野校長・中央が伊藤・右がアグリセンター宗村理事長です。
島はいまだに火山ガスが発生する事があるので、常時ガスマスクの携帯が義務付けられています。

三宅島の全景です。海岸部だけにわずかに緑が残り、山全体が枯れ木と化してしまったことが分かります。

参加ボランティアは数箇所の民宿で泊まり、島の人達と触れ合い仲良くなったので、和気あいあいと記念写真を取りました。

 Copyright 2003, TOKOEN RYOKUKA all rights reserved.