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2007/10/22
渋谷区役所環境保全課主催の「しぶや環境講座2007〜第2回 都会の樹木は疲れている」が開催されました。

平成19年10月18日(木)、渋谷区神南分庁舎の3F会議室にて「しぶや環境講座2007〜第2回 都会の樹木は疲れている」が開かれました。樹木の感心のある地域の方など多くの方が参加しました。毎回「しぶや環境講座」に参加している常連の方も多く、和気あいあいとした雰囲気の中みなさん興味深く聞き入っていました。

樹木医の説明から始まり、「都市の樹木は疲れている」というタイトルに合わせ街中に見られる危険な樹木、樹木の剪定の例などを紹介しました。

最後に「渋谷区は屋上緑化を推進しています」という紹介を兼ねて渋谷区の神南分庁舎ほか小中学校の屋上緑化を紹介しました。

参加者の方からの質問の中に、「先祖代々大事にされているマツなどの樹木が庭にあり、毎年手入れする維持費がかかり困っています・・・」という声も聞こえました。確かに、樹木を維持するには費用がかかります。しかし、美しい四季の移ろいなど個人のお宅の緑も町の緑の中のひとつで、それを楽しみにしている人たちもいます。緑は、私たちに色々なものをより多く与えてくれます。

木は、生きています。
よく見る・観る・診る。観察をしていくことが大切です。
観察を続けているといろいろなものが見えてきます。植物は工場で作られたものとちがい、ひとつとして同じものはありません。
今どんな状態にあるか、だんだんわかってきます。
都会の中でもがんばって生きています。かわいがってあげましょう。
動物と違い、のどが渇いたりお腹がすいても移動が出来ません。植えたものは責任を持って水をあげたり、手入れをしてあげなければ、ならないのです。

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