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2011/12/02
園芸療法社内研修会を行いました。

 2011年11月22日・29日、NPO法人日本園芸療法研修会 代表理事の澤田みどり先生を講師にお招きして、園芸療法社内研修会を行いました。


 園芸療法は、「園芸を手段として心身の状態を改善すること。植物や土、人と触れ合いながら植物を育てることを通じて、高齢者や障害のある方などのリハビリテーション・社会復帰をサポートする療法」です。



 第1回目の22日は、入門編として、園芸療法の歴史・目的・実践手法等についての講義が行われました。

 
 

 第2回目の29日は、実践編です。園芸療法士(セラピスト)と園芸療法を受ける人(クライアント)の役交互に分かれてのロールプレイを行いました。

 クライアント役の人が、全盲・片麻痺・認知症の障害を持つ役になり、作業開始です。

 
 それぞれの役になりきって、制限時間内(10分)にスプラウト(カイワレダイコンなど)栽培を行いました。

 牛乳パックを再利用して容器を作り、プランター代わりにしています。

 
 
 
 研修後の集合写真です。

 


 
「園芸は植物が主役であるが、園芸療法は人が主役。」



 園芸療法には決まったマニュアルがなく、それぞれのクライアントに合ったプログラム(目的・作業・植物・道具など)作りをします。



 今回の研修を通じて、知識を積み重ねるだけでなく、その知識を自分と他者のためにどのように活かせるかが大切だと感じました。

 今後も継続して社内で実習を積んで、社外で実践活用が出来るようにと思っています。


 澤田先生ありがとうございました!




 3日後の写真です。1週間で食べ頃です。
 (報告:経営企画部 菅原 智子)

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