社名の由来
明治38年(1905年)、創業者の田丸亀吉は、勤めていた新宿御苑から独立しました。
日本初の貸植木、温室植物の栽培、造園工事、土木工事を生業として。
若干18才、今でいうベンチャー創業です。
東京新宿御苑の技師 西島久一郎様が、朝日のごとく事業が隆盛していくようにと願いを込めて「渋谷東光園」と命名して頂いたことに由来します。
昭和15年(1940年)、事業の拡大と今後の発展を期し、「株式会社東光園」として法人化しました。
昭和22年(1947年)11月、二代目 田丸實(みのる)は、貸植木部門と造園部門を分離独立し、造園部門を「東光園緑化株式会社」として新設しました。
第二次世界大戦の傷跡が癒えぬ頃、造園建設業の発展を見据えた「緑化」という言葉。
今では日常的に使われますが、当時は非常に珍しく、一般化するまで30年近くもかかりました。
歴史や伝統に甘んじることなく、変化を察知し、改革への勇気と行動力をもつ重要性を、社名がいつも私たちにそっと教えてくれます。
社章の由来
社章は、一本のヒマラヤ杉を、亀甲の六角形で囲んだデザインです。
初代 田丸亀吉の「亀」の字から、亀甲模様をあしらい、
冬でも落葉しない針葉樹ヒマラヤ杉のように、
真っ直ぐすくすくと成長するよう、願いが込められています。
昭和22年(1947年)に、商標登録をした記録が残っています。
ロゴは、ローマ字で「TOKOEN」と。
当時は、きっとハイカラだったと思われます。
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