屋上緑化 | 歴史
| 2000年代1990年代1980年代1970年代|1960年代|
1960年代
ボリュームのある植え込みで規模の大きな建物とのバランスをとっています
中央合同庁舎4号館 (1969年)

地下駐車場の上の人工地盤で荷重に問題がないことから、通常の土壌を使用しました。公共に開放されたスペースなので、通行人の目を楽しませることを意識し、ツツジ類を植えつけ、ボリュームを持たせています。

top▲

日本庭園を心がけ、ツツジ・サツキ・カンツバキなどを数多く植え込んでいます。
台東産業文化会館 (1968年)

当時、11F屋上は、当社で一番高い場所の施工でした。台風並みの強風が吹き抜けるため、これに耐えられるかが一番の課題でした。最も深いところで60cmという土厚に植えられた高木は、今も安定して生育しています。結婚式場があるため日本風な庭園を心がけました。客土はパールロームを使用。

top▲

玉川高島屋ショッピングセンター
玉川高島屋ショッピングセンター (1967年)

屋上庭園の植え込み地下に留水タンクを設け、雨水を一旦溜めてから排水するよう設計しました。通常の樹木の他に、野鳥がついばむような実のつく木としてグミ・ガマズミなども植え込まれています。

top▲

日本橋高島屋の屋上庭園は、軽量化工法による施工第1号です。
日本橋高島屋 (1962年)

パールローム(人工軽量土壌)を使用した、軽量化工法の、日本最初の施工例です。客土厚は60cm、クスノキ・ヤマモモなどの高木を植え込みました。特筆すべきは、パールロームの土壌でバラの生育に成功したことです。植物育成に対する優れた適性があることを物語っています。(従来、バラは赤土が最適と言われていました)

top▲
 Copyright 2003, TOKOEN RYOKUKA all rights reserved.