屋上緑化 | 歴史
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1970年代
塩害に強い広葉樹(クス、ヤマモモ、ツバキなど)を植え込みました
横浜高島屋 (1978年)

海に近いデパートの屋上に作られた屋上庭園です。客土は人工軽量土壌パールロームを使用しました。潮風(塩害)に強い常緑広葉樹を選択し植栽しています。樹種が限られましたが、刈込みの形など意匠的に変化をつけることでカバーしています。

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現在、GEエジソン生命本社ビル
東邦生命本社ビル (1977年)

市街地再開発に伴い、ビル3Fの人工地盤上に植栽を行いました。パールロームは細かい根がよく発根するため、高層ビルのビル風に問題なく成長しています。

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マンションと付近の広場を緑でつなぐことが大きなテーマでした
渋谷ホームズ (1976年)

サンクガーデンは、コンクリートの植樹桝に植栽した人工地盤緑化です。45度の急斜面であったため、雨が降っても土が流されないよう、排水性・吸水性のよいパールロームが採用されました。

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公共スペースとして造られました
日商岩井本社ビル(大阪) (1975年)

緑の少ない大阪で、オープンスペースの緑地を設け、企業のイメージアップを図る目的で造られました。このため庭園というより公共広場の観点から設計されています。土には、パールロームを土壌改良剤として25%混合し植栽しました。客土厚は1.5m、排水層には火山砂利を使用しています。

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