住宅2階の人工地盤に作庭した、茶道裏千家の茶庭です。当社が荷重計算など設計から計画を行い完成しました。施工においては、当時日本に3台しかない屈伸式クレーンを使用するなどして造り上げました。
聚楽園公園は、愛知県東海市北部に位置する 東海緑地(面積53.8ha)の、4ブロックの一つで、 大気汚染対策の緩衝緑地として都市計画が決定 され整備が始まりました。公園を含む施設全体が 「しあわせ村」と呼ばれ、多くの市民の交流の場となっています。当社では、公園部分の約2haを整備し、流れや遊水地、大型遊具そして、健康増進のためのトリム広場の整備を行いました 。
日本最大の都市公園の三派川地区の中には、 公園のシンボルである「ツインアーチ138」があり ます。当社はアーチ周辺の修景と、イベント広場やコニファーガーデン、ローズガーデンなどの施工を行いました。
日本一のため池である「満濃池」には古くより多くの龍神伝説がありました。 大地の裂け目から湧き出る水の流れと、その中を天に向かって昇る龍の姿を表現して造られた滝です。滝の落差は約9m、最大毎分65tの水が 流れます。県内産の庵治石を約1,800tも使用した まれに見る大規模な工事となりました。 大地の割れ目と龍が滝を勢いよく昇る力強さを 表現する石組みに出来上がりました。
原野を伐開して一部既存の地形を利用した廻遊式日本庭園です。池は護岸に石組みを築き調整池としての役割を持っております。廻りを飛石・延段で 散策路を作り、山側には三段の滝を設け、ゆるい 斜面には曲水の流れ、背景の既存林との調和した 風景が広がり、施工前とは風景を一変した庭が 出来ました。
観客スタンド改修に合わせて、お客様がくつろげる広場の改修が計画され、造園会社とのJVで 施工しました。噴水と流れを中心にシンメトリーな設計で、噴水は音楽に合わせて水の出方が変化する構成で、競馬場の施設でありながら、家族で来ても遊園地的な感覚で子供も遊べる空間に なっています。
長野冬季オリンピック開催時に利用できるように施工された上信越自動車道の横川SAは、上下線で趣きのある設計がなされています。 当社は上り線を担当し、庭門、門かぶりの松、 白砂利敷の中庭等、和風の設計で構成され、 ドライブで疲れた体を癒せるような配慮がなされています。
旧鍋島藩跡地にある公園の改修工事を土木会社とのJVで施工しました。新しく池を広げ、都心では珍しい水車小屋を復元し、この公園のシンボルとして位置づけられています。
国の主要な公人が執務する公邸の庭園工事を、施工しました。海外からのお客様に対して日本の良さを知って貰うために日本庭園の様式で設計がされ、都会の中で滝や池を作り、流れの水音もこの庭の特徴になっています。
都民の憩いの場所である代々木公園には噴水が有りませんでしたが、東京都が宝くじ協会の助成金で計画を行い、造園会社とのJVで施工しました。 中央に水鏡池と大噴水があり、左右に中型の 噴水を配した設計で大池を回遊出来る遊歩道を 配置してあります。現在もNHKの朝番組の背景に豪快な噴水が上がる映像が見られます。
畑の中に作り出された日本庭園です。 広大な敷地の中に全体の約1/3の面積を占める 大池、舟つき場、築山、滝、流れ、茶庭、弓道場、 庭門等、大名庭園の面影を現代に作り上げた 池泉廻遊式庭園です。 住宅地が広がり、 畑が少なくなった今、住宅地の中で見違えるように木々は繁り人々の憩いの場となっています。
博覧会の中心にある大池の西側に設置された 施設です。大池の湖面上に半円形の大規模な 張出しデッキを設置し、デッキは歩きやすく見た目が良い唐松の間伐材を床面に使用し、屋根を カヤで葺いた四阿を点在させて昼間は南国風に、夜間はガス燈で幻想的な雰囲気を演出した 施設となり、来場者の憩いの場所となりました。